転職エージェントについてどのようなイメージをお持ちでしょうか？

しつこく電話がかかってくる、希望と異なる求人を案内してくる、強引に面接に連れて行こうとする等、恐らくよくないイメージをお持ちの方の方が多いのではないかと思います。

確かに上記のようなデメリットはあるものの、転職失敗の確率を下げる為には、転職エージェントの利用は必須というのが私の考えです。

なぜ必須なのか？
それは求人サイトには書かれていない裏情報が入手できるからです。

転職エージェントのコンサルタントは毎日多くの求職者様と面談を行い、現職の不満について情報収集をしており、紹介した後の求職者様から職場の実態についてヒアリングを行い、それらをデータベース上にまとめてコンサルタント全員で情報共有を行っています。

・看護部長のお人柄
・病棟毎の雰囲気や残業時間
・紹介した求職者の退職数と退職理由
・

求人情報に載っていない有益な情報を収集することで、正しい転職先を選び、転職で失敗するリスクを減らすことができます。

しかし、強引に面接や内定承諾を押し迫るコンサルタントも中にはいる為、1社のみの利用ではなく、複数サービスを同時並行で利用する、もしくは自己応募でも応募をする方がベストです。

そのサービスに登録したからといって、そのコンサルタント経由で必ずしも転職をしなければならないということは決してありません。

大手の転職エージェントとなれば、過去に膨大な数の転職先紹介を行っている為、下記のような貴重な情報が得られます。

ネガティブ情報が入手できる

大手の転職エージェントとなれば、過去に膨大な紹介実績があることから、その職場に転職した方が過去にどのような理由で、どの程度の確率で退職しているかというデータがあります。

また、ご入職された求職者様からも情報収集を行うため、例えば配属先の○○病棟の看護師長が癖が強い人がいる等貴重な内部情報が得られます。

求人サイトでは応募数を最大化するために、基本的に良いことしかアピールをしませんので、自分にとってデメリットになりうる情報を得られるのはとても有益であると感じます。

求人サイトや病院のHPを見るだけでは知りえない情報を教えてもらうことで、適切な職場選びに役立ちます。

面接対策

過去に膨大な紹介実績のあるエージェントでは面接の内容や、合否のポイント、どのような質問をされるか等完璧に把握した上で面接対策を行ってくれます。

面接は病院であれば、基本的に事務長と看護部長、クリニックの場合は医院長が面接官となるケースが多いですが、面接官の方々の性格や趣味趣向まで把握した上で、的確な受け答えの準備ができれば、内定獲得は容易になります。

給与情報

公に公開はされていませんが、病院の場合は給与テーブルというものが設定されており、例えば大卒の正看護師で臨床経験〇年以上であれば、基本給が〇〇万円と決まっているということです。

過去の転職実績から様々な年齢・経験年数の求職者様を紹介している病院であれば、面談時にあなたの場合は年収〇〇万円程度になる可能性が高いと情報を頂けます。

せっかく内定獲得したにもかかわらず、内定後の給与提示の金額が想定より低いことで内定辞退となってしまうと、時間と労力の無駄になることから、事前に情報を得ておくべきです。